Tau Yu Bak、豆油肉│シンガポール風豚肉の醤油煮

難易度:☆ 調理時間:2時間
本日はシンガポールの中華料理『Tau Yu Bak、豆油肉│シンガポール風豚肉の醤油煮』のレシピを紹介します。

料理名の『Tau Yu Bak』とは福建方言で「豆油肉」を読んだもの。最後は『肉骨茶』の「肉:Bak」ですね。香辛料をあまり使わず、醤油と味噌で豚肉としいたけを煮込んだ料理で、汗をかいて消耗した体に染み渡る味です。英語では「Pork Braised In Black Sauce」と呼び、東南アジアの「黒醤油」で作ることが強調されています。(黒醤油は日本で売っていないので、普通の醤油で代用しています。)

シンガポールでは『肉骨茶』のお店などでサイドメニューとして載っています。台湾よりも更に暑いシンガポールならではの濃い目の味付けの料理となっております。日本でも再現しやすく、日本人にも受け入れやすい味付けの料理ですので、ぜひ挑戦してみて下さい。


[材料]
豚肩肉 ……… 600g
エシャロット ……… 10個
ニンニク ……… 4個
シイタケ ……… 8個
水 ……… 1000cc
タケノコ ……… 150g

[調味料]
醤油 ………大さじ2
砂糖 ……… 小さじ2
胡椒 ……… 少々
赤味噌 ……… 小さじ1

[作り方]
1.シイタケは石づきを取り除く。エシャロットとニンニクは皮をむき、ミキサーなどで滑らかになるまで粉砕しておく。豚肩肉は脂身を取り除き、筋には切れ目を入れておく。タケノコは皮をむいてアクを抜き、薄切りにしておく。

2.豚肩肉を一口大の大きさに切り、醤油、胡椒をまぶして30分ほど置いておく。

3.熱したフライパンに大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、エシャロットとニンニクを香りが出るまで中火で炒める。続いて味噌を加えて30秒ほど炒めたら、弱火にしてシイタケをいれ1分ほど炒める。

4.作り方2の豚肉を作り方3のフライパンに加えて、表面の色が変わるまで2-3分炒める。残りの調味料と水を加えて蓋をし、スープを沸騰させたら弱火で45分ほど煮込む。

5.作り方4の鍋にタケノコを加えてさらに15分ほど、タケノコに味が染みるまで煮込んだら完成。

Point!
かなり長時間煮込みますのでスープの濃さと水の量には十分注意して適宜水を追加してください。

具を炒める時に焦がしてしまうとスープが一瞬で台無しになります。お気をつけください。

東南アジアの「黒醤油」が手に入れば、醤油の半分を「黒醤油」で代用してみてください。味が本格的になります。

また、味付けの決め手になるのが「赤味噌」です。中国のトウチを使ったり、あわせ味噌にしてもまた風味が変わります。

好みでゆで卵を加えて煮込んでください。


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