肉圓│肉円

本日は台北の夜市や老街でおなじみ『肉圓│肉円』のレシピの紹介です。お米で作ったゼリー状の生地で肉や野菜を包んだ料理で、その奇妙な見た目に始めてみる方は驚かれることでしょう。


台湾を代表する小吃の一つで、他の台湾料理と同じように味付けはさっぱりしてて日本人好み。丸いものが代表的ですが、台湾中部の北斗地方では三角形のものもあります。台湾各地でさまざまな趣向を凝らしたものが売られており、三角形の『北斗肉圓』のほかにも、紅麹を使い中の肉に色を付けた『紅糟肉圓』や、食べ終わった後にスープを作って飲む『屏東肉圓』などが有名です。

低温の油でじっくり炒めて作るものもあれば、蒸して作るものもあり、皮もオーソドックスに米粉で作るものから、緑豆、サツマイモ、ジャガイモなどのでん粉で作るものなどさまざまです。


レシピでは米粉、サツマイモデンプンをミックスし蒸して作ります。それほど難しいものでもないので、あれこれ工夫して挑戦してみてください。いろんなソースと合います。

ちなみに台湾以外の地域では『肉圓』とかいて文字通り『獅子頭』などの肉団子を意味するので注意です。




難易度:


調理時間:
1時間以内

材料1:(皮)
片栗粉 ……… 大さじ2
サツマイモデンプン ……… 大さじ3
米粉 ……… 大さじ2
水 ……… 100cc


材料2:(餡)
タケノコ ……… 20g
豚挽き肉 ……… 30g
シイタケ ……… 1個

材料3:(ソース)
ソース ……… 適量
 (海山醤か醤油がおすすめ)

調味料:
五香粉 ……… 小さじ1/3
胡椒 ……… 小さじ1/3
塩 ……… 小さじ1/2
醤油 ……… 小さじ1/2
砂糖 ……… 小さじ1/2
片栗粉 ……… 小さじ1


作り方:
1.材料2のタケノコ、豚挽き肉、シイタケを全てみじん切りにし、少量の油(分量外)を引いたフライパンで炒める。

2.ボウルに材料1の粉類を篩い混ぜ合わせ、少しずつ水を加えながら粘りが出るまで混ぜ合わせる。

3.大きな茶碗(小さめのボウルでもよい)の内側に油(分量外)を塗り混ぜ合わせた生地を半量入れる。生地の中央に作り方1の餡をのせ、上から残り半分の生地をかぶせる。

4.蒸し器で15-20分蒸し器から取り出してソースをかけて完成。



Point:
地域やお店によってかけるソースが違うので決まったソースはありません。『海山醤』や醤油膏などで食べることが多いですが、日本で作るなら醤油だけでもよいでしょう。

米粉だけで作ると半透明にならないので、他のデンプンを加えています。好みで調整してください。

油で揚げる場合は茶碗から取り外してそのまま肉円が浸かるくらいの量の120度の油に入れ、20分ほど泡が出ないようにして揚げます。

タケノコ以外の野菜を使ってももちろんOK。少量の紅麹を使って餡に色を付けると『紅糟肉圓』になります。


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