四神湯│四神スープ

四神湯│四神スープ

筆者が最も好んで食べる中華料理の一つです。台湾旅行中に食べたことのあるひとも多いことでしょう。 漢方食材の名前も、漢字で書くと難しく見えますが、日本でもなじみのある食材を使って作れるので、ぜひ挑戦してみてください。漢方薬特有の苦味や香りはなく、半透明の白いスープが出来上がります。それぞれの漢方薬の効果は補気や補腎といって体をじんわり温め、元気にするものです。現代日本人の疲れた体をやさしく温めてくれます。



難易度:
☆☆☆

調理時間:
2時間

材料1:(2-3人分)
薏仁│ハトムギ ……… 30g
蓮子│蓮の実 ……… 15g
山薬│ヤマイモ ……… 10g
芡実│ケツジツ ……… 5g
 (オニバスの実を乾燥させたもの)
淮山│長イモ ……… 10g
 (ヤマイモで代用しても良い)

材料2:
豚小腸 ……… 60g

調味料:
砂糖 ………少々
塩 ……… 一つまみ
味の素 ……… 一つまみ
胡椒 ……… 少々
酒 ……… 200g


下準備:
ハトムギは水に4-5時間つけてやわらかくしておく。
酒200gに胡椒を漬け込み、一晩冷蔵庫に入れておく。(なくてもOK)

作り方:
1.水につけてやわらかくしたハトムギを鍋に入れ、ハトムギと同じ高さまで水を入れる。ふたをして弱火で1時間ほど煮込む。

2.ヤマイモ、長イモは皮を剥いて板状に切る。炊飯器にはと麦以外の材料1を入れ、漢方薬剤の倍ほど水を入れ1時間ほど炊く。

3.豚小腸は塩をまぶしてぬめりを取り、水できれいに洗い流す。熱湯に入れて、火を通した後、5-6cmの長さに切り分ける。

4.鍋にハトムギ、炊き上がった漢方薬剤をそれぞれのスープと一緒に入れ、胡椒を漬けた酒を加える。一度沸騰させてアルコールを飛ばした後、砂糖、塩、味の素で味を調える。

5.食前に切り分けた大腸をくわえ完成。


Point:
漢方薬剤のうち手に入りにくいものといえば、オニバスの実くらいでしょうか?なくても作れるので、まずは手に入るものだけで作ってみましょう。

レシピで紹介した材料に加えて、茯苓│ブクリョウやクコを加えることがあります。基本はハトムギ、ヤマイモ、ハスの実、オニバスの実の四つの材料です。

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